「初期シナリオ」の形成(1960〜65)

2011-01-21

「初期シナリオ」は、1964(S39)年の東京都首脳部会議での「新都市建設に関する基本方針」と翌1965(S40)年の「65レポート」で形成され都市計画決定を見て始動した。ここで示された計画思想や開発目標は、大意次のようなものであった。すなわち、住宅・宅地の大量供給を図り、スプロール化に対するアンチテーゼとして大規模な住宅地開発を実施する。したがって、初期段階でのベッドタウン化は止むを得ないが居住人口のコンパクトな集積を挺子として企業立地を図り雇用の場が形成される。また、職住近接については、ニュータウン開発区域内での漸増を期待しつつも主要な就業地を周辺5都市に求め連合都市化によって相互依存型の地域形成を目指すもので多摩ニュータウン固有の計画思想を提起した。

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