生きるための知恵として、ことばの用法は体得しておくべきことなのです。だから、いろいろな文章にぶつかったとき、どんな言い方なら自分にとって都合よく効果的に相手に伝えることができるかを、常に考えてみることです。国語を「勉強」だと思うから退屈するのです。今度はこんな言い回しで、あの人に手紙を書こうとか、こんな熟語を使えばピタリと表現できるのだ、と思いながら読んでいくとよいでしょう。要するに自分がやりたいことの「自分の武器」として手に入れて下さい。そして国語の基本も暗唱です。暗唱は暗記とは違います。まず、ことばの意味を知る。そして、そのことばがすらすら出てこなくては使いこなせません。リズムが重要です。一言ずつ考えながら、「お・早・よ・う・ござい・ます」では、間に合いません。「おはようございます」と、サッと出てこなくては、生活の役に立てないといえば、このことは納得していただけるでしょう。