「アメリカ臨床栄養」誌に発表された記事では、NIHのジョセフ・ヒベルン博士とノーマン・セーレム博士が、最近の北アメリカでのうつ病の増加と、DHA消費量の低下を関連づけています。彼らは十年越しの医学の謎を解明しようとして、このことを発見しました。一九八四年に発表された非常に有名な研究によると、コレステロール値の低い食事を与えると、うつ病が増加し、原因不明の自殺が増加するということです。その後の研究ではまったく逆の結果、つまり心臓によい食事を与えると幸福感を感じることがわかりました。なぜ、このような結果になるのでしょうか?ヒベルン博士とセーレム博士が二つの研究を再考察したところ、新鮮な魚が豊富に獲れる、海の近くに暮らす人がもっとも幸福感を感じ、新鮮な魚を入手しにくい内陸部の人は気分が滅入りやすいという驚くべき結論に達しました。つまり、うつ病はオメガ−3脂肪酸の消費量が多い土地ではごく稀で、逆にオメガ−3脂肪酸の消費量が少ない土地では多く見られるのです。オメガ−3脂肪酸やDHAを十分に摂るためには、脂肪分の多い魚(サケ、スズキ、サバ、マクロ、イワシなど)を多く食べるか、サプリメントを摂ることです。DHAサプリメントはカプセル状になっています。二五〇mgのカプセルを一日三錠摂取してください。
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