ルビーは、古代インドでは「ラトナラジー」、つまり宝石の王様と呼ばれ、ダイヤモンドを超える人気を誇る石でした。真つ赤な太陽を思わせる赤色ルビーは、7月の誕生石。世界共通の5大宝石のひとつで、たいへん希少です。その赤色から「不滅の炎」「情熱と深い愛情に恵まれる」といわれるルビーは、古代ギリシャ、ローマ時代から、嫉妬の邪念を払い去る精神的な石として扱われてきました。また、血を連想するその色から、昔の戦場では不死身の力と傷よけのお守りとして珍重されたほか、心臓を強化して血液の循環を改善する力があるともされてきました。めまぐるしい環境の変化により毎日が戦いのような現代。心身の不死身の力と心の傷よけに、そして生きるエネルギーを上手に取り入れていただくために、「身につけるサプリメント」として、その力を信じてみたいものです。また、市場に出回るルビーやサファイアの大半が、色調を整えるための加熱エンハンスメント処理を施されています。ルビーの王様は、わずかに紫を帯びた鮮やかな赤色の「ピジョン・ブラッド」(鳩の血の色)。ちなみに鳩の血の色とは、鳩の首を絞めたときにポタリと出る鼻血の色のことだとか。石を購入される際は、さまざまな角度からチェックし、内部からわき出るような強い輝きと透明感のある、色むらのないものをお選びになるとよいでしょう。ルーペで見て、大きさのわりに内部がクリーンすぎるものは合成の疑いがあります。反対に、内部に結晶や亀裂などがある場合は本物の証拠となりますが、品質に影響するので注意してくださいね。付け加えると、ルビーは、近頃24代の間で結婚指輪(マリッジリング)、あるいは婚約指輪(エンゲージリング)が人気になっている。