病院の設備計画プロセスを効率化

2011-03-07

ネオフォーマは、バイオ医療物理学で陣士号を持ち、放射線機器メーカーでエンジニアおよび製品マネージャーを務めていたジェフ・クレック、医療設備を専門とする建築士のウェイン・マクビッカーによって、96年に設立された。病院の購買担当者が設備や機器に費やす費用は、病院の予算総額の最高15%に達し、新設室用に機器を探して購入するのに半年かかる場合もあるというネオフォーマは、その時間を3分の2削減して購買プロセスの効率化を促進することによって、この大市場の一部を獲得しようという戦略だ。当初、データベース構築のために、医療機器を扱う業者のカタログを無料で電子化したという。これまでに、元心臓外科医などの個人投資家やベンチャーキャピタルなどから総額1720万ドルを調達。市場での中立性を保つために、医療関連業者からは資金供給を受けない方針である。7万人にのぼるユーザーは、病院、設備企画担当者、請負業者、医師、看護士、技術者、医療関連製品販売業者などからなる。130力国の医療関連従事者が利用し、半数が海外からの利用者だという。例えば、淡路島の半分の面積しかないマルタ共和国政府から医療機器の注文が届くなど、中小の供給業者でも海外に販路を見い出すことが可能となった。ネオフォーマでは、アメリカ国内の医療中古機器業者の4分の1以上と提携し、中古機器の取引仲介も行っているが、新製品よりも中古機器販売のほうが伸びているという。これまで断片化していた中古市場にインフラを与えることで、中古販売業者がアジアや東ヨーロッパなどの新市場を開拓するのを可能にしたのだ。同時に、中古機器取引仲介サービスは、中古機器の処分に困っている病院にとっても便利で、メリットがある。ネオフォーマでは、赤十字などの非営利団体が寄付を希望する中古機器を掲載したり、業者側か寄贈製品を掲載したりできるページを設け、チャリティ活動も推進している。99年に入り、ネットスケープの創立者、ジム・クラークが始めた医療業界向けポータル、ヘルシオン(www.healtheI.com)と提携。ヘルシオン上でネオフォーマの製品を販売する。ネオフォーマでは、紙ペースの製品カタログしか持っていない医療機器メーカーなどのために、インドのバンガローでカタログの電子化作業を行っている。さらに、業者がそれぞれのカタログをリアルタイムで更新できるように、標準データフォーマットとオープンインターフェースを構築している。ケースバイケースで、供給業者より年会費、または製品販売に対しコミッションを徴収している。現在、ネオフォーマは取引先を紹介するだけで、実際の取引は売り手と買い手の間で行われているが、99年中にはオンライン取引が可能になる予定である。その後は、取引に対するコミッションによる売上げが増加する見込みだ。

[参考]
http://www.beulahs.com/


http://www.lzcy.org/


ネットショップ開業における注意点