バス、トラックの直後は車間距離を2倍以上とる

2011-08-29

自動車の運転の2大要素は、的確な操作ができる運転技術と、主に目から得る情報。自覚するしないにかかわらず、我々はこの2つの要素を組み合わせてクルマを動かしているわけだ。このうち運転技術のほうは経験や技量によって個人差があるため一気にステップアップするのは難しいが、もう一方の視覚情報に関しては、誰でもちょっとした配慮を施すだけで大きく改善できる。たとえ運転技術が未熟でも、それをより多くの視覚情報を早く手に入れることでカバーできるわけだ。視覚情報を多く得る秘訣は、とにかく広範囲を見ること、つまり情報の入口を大きくすることが大切だ。そのためには視界をさえぎるものを遠ざけること。走行中ならバスやトラックなどの大型車両の直後はできるだけ走らないことなどがあげられる。とはいえ実際の街中走行で前者を選択することはまず不可能。そんな場合には車間距離を通常の2倍以上はとりたい。通常の街中での車間距離は、安全のための距離(時速40キロなら20メートル、60キロなら30メートル)よりも大幅に短くなっているが、それを倍近くに広げれば、視界がぐんと開けて前方の状況がより素早く正確にキャッチできるし、追突の危険性もぐっと減少する。車間を大きくとると、赤信号での交差点進入といった危険な状況が回避できる。トラックやバスの後方について走っているうちに、いつの間にか信号が赤になっていて冷や汗をかいた経験のある人なら、この事情はよく理解できるはずだ。

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