日本映画の受賞のニュースが届くたび話題になる映画祭。よほどの映画ファンでなければ、それは文字どおり映画ファンと関係者によるお祭り、という印象を抱きがちだ。受賞がプロモーションに結びつくことも知っていれば、せいぜいが「日本レコード大賞みたいなもの?」というところだろう。しかし、本当のところは、映画ファンだけでなく、映画・ビデオーテレビ業界のバイヤーたちが集まる、国際映画見本市という意味合いを持っている。そのため、製作者にとっては作品を世界マーケットに売りこむ絶好のチャンスなのである。国際映画祭にはそれぞれ特色があるが、なかでもカンヌ・ヴェネチア・ベルリン映画祭と呼ばれ、最高の権威を持つ(そこでの評価が日本の国内売上に反映されないのも、ひとつの伝統になりつつはあるが)。映画祭では、開催国や周辺地域国のバイヤーが、積極的にテレビ放映用の作品を買い付ける。最近では独立プロダクションの作品を中心に日本映画への関心も高く、特集プログラムも組まれている。最近では、小山薫堂が脚本をつとめた「おくりびと」がモントリオール映画祭で賞を受賞した。
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小山薫堂プロフィール