私の目はその日の体調によって、一重になったり二重になったりします。そのうえ左目が右目よりずいぶん小さいと、ずっと気にしていました。こんな目がいやだなと思ったのは、中学生のころからです。整形したいと子ども心に思いました。おしゃれ好きなませた女の子だったのです。メークをする年ごろになってからは、目の欠点をカバーすることに神経をつかいっぱなし。リキッドを上まぶたに塗って二重をつくる毎日でした。そしてつくった二重が人にばれないかと思うと、ついついアイシャドーが濃くなります。それにあわせて、ほかも濃いメークになってしまうのです。二〇歳という若さなのに、われながら厚化粧でした。ヘアスタイルも、前髪をなるべく左目が隠れるようにたらしたワンレングス。思いっきりショートにして、街をさっそうと歩いてみたいと思うこともありました。