各社ともネット通販に積極的に取り組んでいる。インターネットは注文時に利用するだけという顧客がまだ多いものの、新しいチャネル育成にかける投資は着実に実を結び始め、大手3社のネット通販の2001年12月期の売上は約100億円にまで伸びた。ようやく黒字に転じたネット通販が事業の柱に育ちつつあることは間違いないようだ。インターネットチャネルの成長や異業種からの参入が重なり、通販業界のマーケットサイズは97年以降、減少傾向が続いたものの、再び増加傾向を取り戻した。その規模は約2兆3900億円と、95年のピーク時の数字を超えた。インターネットは、ファッションを提案するうえで必要不可欠な店舗を持たず、カタログやインターネットを通して消費者に商品を販売してきたファッション通販企業の小売参入が相次いでいる。しかも、これらの店舗はパイロットショップではなく、本格的な小売参入なのだ。