作りものでは望むべき効果は得られない

2012-02-11

意識変革のためにも、インターンシップの在り方を改めて考えるべきである。市場に根付きつつあるインターンシップではあるが、採用活動と一線を引くことを大学サイドから要請されたために、本来的な意味を失いながら市場に浸透している。インターンとは、見習いという意味である。ためしに働いてみるという意味だ。ためしに働いてみてうまく行きそうだったら、その道に進む。うまく行きそうもなかったら、別の道を模索する。アイデンティティー形成における「役割準備」の貴重な機会だ。

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少なくとも欧米では。しかし、日本のインターンシップの多くは、1〜2週間程度の短期間であり、就業経験といいながらも会社見学のようなものであったり、研修スタイルで学生同士が何かをするようなものであったりする。それはそれで、企業理解につながる内容なのだが、ほんものと作りものとは大違いなのだ。インターンシップは、実際に現場の仕事をやってみるからこそインターンシップなのだ。それを実現しないと、望むべき効果は得られない。